施主の想いを形にすること。
こだわってきたことはいくつかあるのだけれど、もっともこだわってきたことがそれだ。
一口に想いを形にするとはいっても、そうそう容易いことではない。基本的なプランや形状が決まるまでに数年を費やすこともあった。
想いを形にするためにとても大事なこと。それは施主の想いがどういったものであるのかを施主にわかっていただくことだ。
施主が思い描く建築の姿。大抵の場合とても明確なイメージを伴ったものである。と同時に空間的にはとてもあやふやな場合がほとんどだ。
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